★なぜ「目新しさ」が大切なの?
人は今まで見たことがないものや新しいものに、より惹かれる傾向があります。
なので、一度でもお客さまに「この店はいつ来ても同じだな」と思われてしまうと、そのお店や商品に対する興味は一気に低下し、お店に足を運んでもらえなくなる理由をつくることになってしまいます。
お客さまにとって目新しいもの、つまり「新しい発見」を提供することが、ワクワク感に繋がり購買意欲を掻き立て、「また次も来よう」という気持ちを芽生えさせてくれるのです。
例えば食品スーパーの多くは、入口近くに野菜の売場がありますが、これは旬の野菜を陳列することによって季節の変化をお客さまに感じてもらうことができるためです。
お店側にとったら、大きなレイアウト変更をしなくても容易に目新しさをつくり出すことができる仕組みになっています。
★「新しい発見」をしてもらうにはどうしたらいいの?
いちばん手っ取り早いのは店舗自体の改装です。
しかし、これはどのお店でも簡単にできる施策ではないと思います。
では、コストと時間をかけずに「新しい発見」してもらうためにはどうしたら良いのでしょうか。
①常に売場を変化させる。
業者に依頼するような大がかりなものではなく、スタッフでもできる店内レイアウトや陳列方法、配置を変更することです。
実はお客さまは、お店が思っているほど、並んでいる商品を見てくれてはいません。
配置を換えることによって、初めてその商品に目が行く、ということが多々あります。
陳列方法や、いまある商品の場所を少し変えるだけでも、こちらが思っている以上に効果があるのです。
また、TVや雑誌、新聞など各メディアで取り上げられた商品にはいち早く反応し、誰もが気付くことのできる場所に素早く陳列し直すことを心がける必要もあります。
②インパクトを与えるためには、一気にガラッと変えることも必要。
お客さまに「新しい発見ができる店」という印象を持ってもらうためには、インパクトを与えることも効果的です。
少し大きめのレイアウトやコーナー変更、模様替えを行う場合、時間の制限もあり日数をかけて完了させることもあると思います。
ただこれでは徐々に変更を行っているため、お客さまはなかなか変化を感じ取ってくれませんし、場合によってはお買い物の邪魔をしている、ということにもなりかねません。
やはり理想は、なるべく短い時間で瞬間的に大きく変えることです。
お客さまは、予想できない「昨日と全く違う今日」を見せられることで、お店はお客さまに「新しい発見ができる店」の印象付けをすることができます。
★商品回転率からみる、新鮮なお店は儲かるお店。
商品回転率が高いお店=商品の入れ替わりが早い新鮮なお店
と言い換えることができるかもしれません。
売上の式からもわかるように、回転率はその店の売上げを左右する重要な要素です。
物販店において、その鮮度(回転率)を高めていくためには、まず売れ筋動向を把握していかなければなりません。
そのためにはまず売上構成比や売場構成比、売場面積や売上占有率など、自店のデータをしっかりと分析することです。
そして、そのデータに基づき様々な仮説をたて、ひとつひとつ実施し検証していくことが必要です。
その際もっとも大切なのは、必ず現場を見て判断することです。
データと照らし合わし、その数字を把握したうえで現場を見てみると、必ずと言っていいほどヒントが見つかります。
安定した売上を出すことができるお店は、こういった取り組みがしっかりと仕組み化されていて、やりきることができているお店です。




